こんにちは。修です。

僕も気づけば、整体の道に入って17年が経ちました。
ありがたいことにこれまで、肩こりや腰痛、膝の痛み、自律神経の乱れなど、本当にたくさんの不調と向き合ってきました。

僕はこれまでに、さまざまな手技を学び、たくさんの技術を試してきました。その中には、効果を感じるものもあれば、一時的には良くても再発してしまうようなものもありました。

そして今、僕は今“神経整体”を中心としたソフトで優しい施術スタイルにこだわって仕事をしています。

多くの手法がある中で、なぜ僕はこの施術を“あえて”選んでいるのか。

今日はその理由を、技術的な視点だけでなく、僕自身の価値観や想いとあわせてお話ししたいと思います。

 「その場しのぎ」ではなく「ちゃんと変わる」を作りたい

業界に飛び込んだばかりの頃は、先輩から教わることを必死にやっていました。しかし、それだけでは良くならない状況がやがて訪れました。

そこからは、とにかく「良くならない理由を考える」こと、そして、「新しい技術を習得すること」に必死でした。

マッサージ、骨盤矯正、姿勢矯正、ストレッチ、筋膜リリース…。
症状を取るための方法を追いかけて、教材を買いあさったり、講座に通ったり、とにかく「今ある状況を変えること」が良い施術だと信じて疑いませんでした。

でも、ある時、気づいたんです。

施術をして一時的に良くなっても、数日後にはまた同じ痛みを抱えて来院する人が多い。
それどころか、「先生、また同じ場所が痛くなっちゃって…」という言葉が日常茶飯事になっていた。

僕のやっていることは、火事のたびに火を消しているようなものだった。
根本的に“火事が起きない家”を作る必要があるんじゃないか?

そう思ったのが、考え方の転機でした。

筋肉や骨格だけじゃ、不調は止まらない

そのタイミングで出会ったのが、脳や神経系のアプローチでした。

僕が今行っている施術では、脳や神経から「脳の安全性を高める」ことや「神経伝達を良くすること」を中心に据えてアプローチしていきます。

人の身体は、身体の最高管理室である脳が受け取る情報によって動きが決まります。その情報が危険であったり、上手く伝わって来なければ、身体は正しく動けなくなります。

例えば、その最高管理室に情報を集める電線が正常に機能していなかったら?(※神経伝達のこと)

その最高管理室自体が誤作動を起こしやすくなっていたら?(※脳の誤作動)

そういった身体の情報を管理したりする指令室(脳)やその通り道(神経)を良くすることが出来れば、その指令によって働く各機能(筋肉や関節)は動きが変わり、身体がちゃんと変わることに気付いたのです。

いくら筋肉だけをほぐす、姿勢や骨盤を整えても、一時的、浅く身体が変わっても、長期的により深く身体を変えることは出来ない。
この視点に立ってから、施術の考え方は大きく変わりました。

「治す」じゃなく「治る身体を作る」施術へ


僕が今行っているのは、ただ症状を取るのではなく、「脳が安全性を確保することで、身体が本来の動きを取り戻し、自分の治す力を引き出す施術」です。

つまり、脳や神経のシステムをリセットし、その人が持っている本来の“自然治癒力”を引き出すこと。

施術中に「ゴリゴリ押す」「バキッと鳴らす」といった“力技”はほとんど使いません。

出来るだけソフトな手技で優しく深く身体にアプローチしていく。

不調が続いてる状態って、脳や身体は“危険のセンサー”が高ぶった状態なんです。そんな時に強い刺激や怖い刺激が入ったらどうなると思いますか?

無理やり筋肉をほぐされ、関節に動きをつけられるので一時的には良くなったように感じますが、実は更に危険のセンサーが過敏に働くようになり、数時間から次の日には同じ状態、もしくは施術前よりも身体の緊張状態が強くなることもあり得ます。

僕の施術を受けた時、最初は「何をやってるの?」「これで変わるの?」と驚かれることもあります。

でも、施術後に「動かしやすい!」「立ってるのが楽」「視界がクリア」「なんか違う」といった声が出てくると、脳が身体が“安全性を確保”をしてくれてる証拠なんです。

だから逆にうちの施術は数時間~数日後に調子が良くなるという通常とは逆の反応が起きてくるんです。

一時的に良いけど元通り、終わった後は少しよいぐらいだけど次の日調子が良くなってくる、同じお金と時間をかけるなら、あなたはどっちが良いと思いますか?

一人ひとりに合わせる、“再現性のある施術”

そうはいっても100人いたら、100人違う身体。体型も生活も年齢も性別も生きてきた人生も違う。もちろん、万能な手技はありません。ですが、僕の施術法は「誰にでも同じことをする」のではなく、「その人の脳や身体が治る為に求めていることをする」これをを大切にしています。

たとえば、同じ腰痛でも原因は人によってバラバラです。足首の問題かもしれないし、呼吸の浅さかもしれない。あるいは、過去のケガや、ストレスによる緊張パターンかもしれない。

だからこそ、その人自身の身体に“問いかけ、反応を読み取る”施術が必要なんです。

この方法なら、施術者が一方的に“治す”のではなく、受ける人の身体が“治るプロセス”を教えてくれ、身体を変えていくことができる。

それが、僕があえて今の施術を選んでいる最大の理由です。

他にも選択肢がある時代だからこそ

今は整体だけでなく、リラクゼーション、カイロ、鍼灸、整骨、運動療法などたくさんの選択肢があります。それぞれに良さがあり、助けになるケースも多い。

でも僕は、その中であえて
「脳や神経系からアプローチする施術」を選び続けています。

なぜなら、それが不調を繰り返さないための“土台づくり”に最も必要だと確信しているから。

この方法なら、「また同じ痛みが…」と繰り返すループから抜け出せる可能性が高い。

だから僕は、この施術にこだわります。

人の身体って、本当にすごい力を持っています。

でも、日常のクセや情報のズレで、その力を発揮できていない人がほとんどです。

僕の施術は、「治す」ためのものではありません。「治る身体を作る」を取り戻すための土台を整えるもの。

もしあなたが、

「どこに行っても同じ症状を繰り返している」
「マッサージを受けてもスッキリしない」
「不調の本当の原因を知りたい」
「人生最後の整体院を探している」

そんな風に思っているなら
ぜひ一度、身体への“アプローチ”を見直してみませんか?

17年の経験と、僕自身の試行錯誤の末にたどり着いた方法で、
あなた自身の身体の力を一緒に引き出していきましょう。