こんにちは。修です。
今回の記事は「慢性痛を改善していく為にあなたに必要な3つのこと」をお話していくのですが、
あなたは慢性的に痛いところや不調の部分がありますか?
僕の中では慢性痛の定義は【3ヵ月以上、同じ箇所、もしくはその周辺の不調が残っていること】と定義しています。
痛みには“一次痛(急性の痛み)”と“二次痛(慢性の痛み)”といって痛みの種類が2つあります。
この痛みはそれぞれ違ったルートを辿り、脳で痛みを感じる領域も違います。
だからこそ、ケガなどの急性期の痛みと腰痛や膝痛の慢性的な痛みは改善方法が異なるんです。
そんな内容を今日は記事にしてみました。
①血流を上げる
血流の改善は慢性痛を改善していく際には必須です。
なぜなら慢性痛が発生している際には、身体の組織が【酸欠状態】になってる可能性が高いからです。
身体の細胞では酸欠状態になると“発痛物質”といって痛みを誘発する物質を血中に放出します。
その発痛物質が神経を刺激し、痛みを感じるのです。
血液は体中の細胞に「酸素と栄養」を供給する役割があります。
だからこそ、その血液の流れ=血流を良くすることが非常に大切なんです。
血流が悪くなる原因はいろいろありますが、代表的なものは
①冷え
②自律神経の乱れ
③炎症体質
などがあります。
この3つはバラバラではなく、関連し合っています。
冷えることで血管が収縮し、血流は悪くなりますし、冷えから自律神経も乱れます。
また、自律神経の乱れも冷えを引き起こします。
そして、腸内環境の乱れから身体が炎症体質になり、その影響で血管が収縮し、冷えや自律神経の乱れを引き起こします。
これらを自宅で対策していくのは
①入浴などの温活習慣
②食事の改善
③血流を良くする有酸素運動
こういったことで対策していくことが出来ます。
お店やサービスを利用するならよもぎ蒸しや栄養サポート、ジムでの運動、マッサージ、整体などがおススメです。
②睡眠の質を高める
この睡眠も非常に大切です。
僕の整体歴18年の経験上、慢性痛がある方は「睡眠の質」が悪い方が多いです。
睡眠の役割は
①細胞の修復や身体の回復
②記憶の整理や定着
③免疫機能の強化
④安定したマインドの獲得
⑤身体の成長や代謝の調整
があります。
したがって、しっかりした睡眠が取れていないと身体は回復しないし、痛みがある記憶は変わらないし、ストレスも溜め込み、免疫機能や身体の機能も低下する為、慢性痛は取れにくい環境になってしまうんですね。
だから、睡眠の質を上げることも必須なんです。
純粋に睡眠時間が短いという方もいらっしゃいます。
最低でも6時間、ベストは8時間取れることが6~8時間が睡眠の時間として最適です。
また睡眠の中でもっとも大切な時間は入眠後90分です。
この90分が睡眠のゴールデンタイムとされ、ここでいかに深い睡眠に入るかが睡眠の質を決めてきます。
この90分を高めるためには
①睡眠前1時間はスマホやPCを見ない
②寝る前に腹式呼吸で横隔膜の動きを良くする
③睡眠環境を出来るだけ暗くし、電磁波を出来るだけカットする
ことが大切です。
脳への刺激を極力抑え、呼吸を深くすることで身体をリラックスし、整った睡眠環境で入眠することが大切なんです。
他にも睡眠については大切なことがありますが、まずはこの90分を大切にしてみて下さい。
また、「記憶の整理と定着」というのが、とても大切なんです。
慢性痛の場合は、悪い記憶や感情なども痛みに関わってくるんです。
これらの痛みの記憶や感情なども血管の収縮や自律神経に関わってくるんですよね。
慢性痛は感情の脳と非常に近いところで感じますから、感情なども大切なんです。
これって、単にメンタルの問題というよりかは「睡眠の質」だったりすること多いんですよね。
このことについては、次のトピックでも触れていきます。
③脳が“安心で安全”な環境を整備する
僕らの身体の動きがプログラムされるのは、①脳が情報を集める(インプット)→②情報を処理する→③プログラムする(アウトプット)とシンプルだけど誤作動が起きやすかったり、複雑なんだけど意外とシンプルだったりする側面があります。
でも、これって何が根源にあるかというと「自分の身を守るため」なんです。
そうやって変わりゆく環境の中で、身を守りながら、適応して生き延びてきた人間にはシンプルかつ複雑なシステムが出来上がっていったのです。
だからこそ、身体(脳)は【危険】というものには、敏感に反応します。
危険を感じると、身を固め、緊張状態になります。
逆に安全を感じている時は、身体の可動域は高くなるんです。
危険の状態が続くと身体に負担がかかるのは容易に想像できると思います。
人間が危険を感じやすい状況は
①身体からのインプットが無いとき
②視覚からの情報が十分でない時
③ストレス過多の場合
他にもありますが、このような場合は、「危険」を感じやすくなります。
逆に言えば、視覚も含め、身体からの情報が十分に入ってきて、適度なストレス状態の時は、脳は安心、安全を感じていて、身体の可動域は広がり、自律神経が整い、回復力=自然治癒力が高い状態となるのです。
思考、感情、精神面でも同じことが言えます。
例えば、怖い想いをしたところに行くと、足がすくんだり、呼吸が浅くなったりする経験をしたことないですか?
ネガティブな記憶や感情は身体の動きにも影響を及ぼすのです。
そして、睡眠の質が悪いとネガティブな要素は蓄積していきます。
「寝たら忘れる」
実はこの状態がしっかりとした睡眠を摂れていれば、普通の状態であるんです。
そういった意味でも睡眠の質というのは、重要になってくるんです。
今の延長上には変わった未来はない
もし、あなたが何年も同じ痛みや不調に悩んでいて、病院や整体、治療院などに4カ月以上も通っていて改善が見られないのであれば、おそらくこの先も変わらないと思います。
これは、病院や治療院を否定したいわけでもなくて、あなたやあなたの生活習慣を否定したわけでもなくて、今の生活や現状の延長線上には、違った未来はないということを伝えたいのです。
何かを変えることで、あなたの未来は変わってくる。
生活習慣なのか、施術なのか、それは人それぞれです。
大切なのは、今を変えることなんです。
変える勇気を持つこと、変える楽しみを持つこと、変わる決意を持つこと。
まずはそこが一番大切なのかもしれません。
一緒に未来を変えませんか?
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